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法律相談その14:間違って配達された郵便物

Q.新しく引っ越してきたアパートの郵便受けに、前に住んでいた住人宛の郵便が間違って配達されました。ほしかった服の割引券がついたダイレクトメールでした。郵便配達の人が間違って配達したのですから、私が割引券を使用してもいいでしょうか?

A.答えはNoです。間違って配達された郵便物を無断で使用したり自分のものにすることは、「遺失物等横領罪」という犯罪になります。「郵便局の人が間違ったのだから私は悪くない」と考えるかもしれませんが、その配達された郵便物は間違いなく自分以外の「他人」の物なのですから、その「他人」を保護するために法律でこうした行為を禁止されているのです。
このことは落ちている物についても当てはまります。たとえば1万円札が落ちていた場合、1万円札を拾って自分の物にすることは先ほどの郵便物の場合と同じく「遺失物等横領罪」になります。
この「遺失物等横領罪」は1年以下の懲役又は10万円以下の罰金・科料という刑罰が決められていますので、絶対にやめましょう。千円札を拾ったために10万円の罰金というのでは割に合いませんので・・・。


佐々木 将司(岩内ひまわり基金法律事務所)

梅田 日時: 2009年06月25日 11時46分

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