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法律相談その12:亡くなった親の借金を子どもは支払わなければならないか(広報21年1月号)

Q.親が多額の借金を抱えたまま亡くなってしまいましたが、その子どもは親の借金を支払わなければならないのでしょうか?

A.家庭裁判所に「相続放棄」を届け出れば支払わなくてもよくなります。
まず、親が亡くなった場合、子どもはその親の財産と借金を「相続(・・)」という制度によって引き受けることになります。子どもが複数人いる場合には、その人数に応じて分割して引き受けることになります。したがって、原則としてその子どもたちは親の借金を返済しなければなりません。
もっとも、親の作った借金を必ず子どもが返済しなければならないということになりますと、その借金とは無関係の子どもに大きな負担を強いることになります。そこで、その子どもの救済のために作られた制度が、相続放棄です。この相続放棄をしますと子どもは親の借金を一切引き受けませんので、借金を返済しなくてもいいということになるのです。
ただ、この相続放棄をすると家などの財産も放棄することになります。また、親が亡くなったことを知ったときから3ヶ月以内に届け出ないと相続放棄できません。これらの点は注意が必要です。
なお、この相続放棄は、子ども以外の相続人となった人たちも利用することができます。

佐々木 将 司(岩内ひまわり基金法律事務所)

日時: 2009年1月24日 11時36分

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