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法律相談その24:会社更生

Q.私は、かつて武富士からお金を借りたり返したりしていました。武富士が破綻した後、「更生債権届出書」や「投票用紙」など色々な書類が送られて来て、これらの書類の記載や返送を求められています。私は武富士に借金が残っていたはずなのに、なぜ「債権」を届け出るのか分かりませんし、これらの書類が何のための書類なのかもよく分からず、困っています。

A.武富士は、会社の債権者に対する負債を完済することができずに経営破綻しましたが、債権者に債権を免除してもらって会社を存続させること(会社更生)を予定しています。
 会社更生においては、債権者から債権を届け出てもらった上、債権の免除や返済方法等の計画案(更生計画案)について債権者による多数決が行われます。
 相談者に送られてきた書類は、「債権を届け出てもらうための書類」や「更生計画案の多数決に投票するための書類」などです。更生計画案どおりのお金を返してもらうことや武富士が存続することに賛成するかどうかよく考え、多数決に投票すればよいでしょう。
 なお、相談者は武富士に対する借金が残っていたと思っている様子ですが、高い利息を払い続けてきたため過払金が発生し、気付かないうちに、武富士からお金を返してもらうべき「債権者」になっていたのです。貸金業者が破綻してしまっては過払金を返してもらうことは困難になりますので、長年返済をしてきた人は、急いでご相談ください。

畠山 興一弁護士(岩内ひまわり基金法律事務所)

日時: 2011年9月 1日 09時00分

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