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法律相談その40:自転車の事故

Q.私は、自転車に乗っている時、よそ見をして歩行者と衝突してしまいました。歩行者は、転倒して加療2週間を要する怪我をしてしてしまいました。
私は、今後、どのような法律上の責任を負うのでしょうか?

A.自転車で人を怪我させた場合、民事上の責任と刑事上の責任を問われる可能性があります。
 民事上の責任は、不注意で他人を怪我させたことによる損害を賠償する責任ですが、賠償すべき損害としては、治療費、通院交通費、休業損害、慰謝料(精神的苦痛に対する賠償金)等が考えられます。また、後遺症が残ってしまった場合には、後遺症についての慰謝料の他、労働能力を失った程度に応じて逸失利益の賠償も請求されることが考えられます。
 また、不注意で他人を怪我させたことについて刑罰を受ける可能性もあります(刑事上の責任)。刑罰の種類や量(懲役××年とか罰金△△円)を決める際には、不注意の程度(悪質性)が考慮されるのはもちろんですが、被害者に対する民事上の責任を果たしたか否かも考慮されます。
 自動車を運転する場合、ほとんどの人が任意保険に加入していると思いますが、自転車事故の場合も同じように高額の賠償金を支払わなければならない場合が多く、刑事責任も問われます。自転車の場合も、十分注意して運転するとともに、万一の場合に備えて保険に加入した方がよいでしょう。

畠山 興一弁護士(岩内ひまわり基金法律事務所)


日時: 2013年4月18日 17時00分

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