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法律相談その16:親の遺産

Q.父は自宅の土地建物や銀行預金を所有していましたが、先日亡くなりました。相続人が複数名いる場合、どのような手続を取らなければならないでしょうか?

A.まず行わなければならないのは遺産分割です。近時、銀行などは亡くなった親の預金であっても、相続人単独の引き出しには応じてくれません。そこで、不動産の名義を変更したり銀行から預金を引き出すためには、相続人間で成立した遺産分割の書類を提出する必要があります。
この遺産分割でもっとも必要なことは、(1)相続人を確定することと(2)遺産を確定することです。
(1)ですが、相続人の確定はたいてい戸籍の記載にしたがって行われます。相続人の一部をあえて外して行われた遺産分割は無効になり、後々争いの元になりますので気をつけましょう。
(2)ですが、遺産分割の時点で判明している遺産は必ず遺産分割の話し合いに挙げておきましょう。重要な遺産を隠しておいた場合、遺産分割自体を無効とすることになりかねません。
さらに、これらの話し合いがついても書面の内容に不備がある場合には、銀行は引き出しに応じてくれません。ですので、遺産分割が成立したら書面を専門家に見せておくべきでしょう。


佐々木 将司(岩内ひまわり基金法律事務所)

日時: 2009年9月 2日 08時25分

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