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法律相談その41:仏壇・墓を守る人は相続での取り分が増えるのか?

  相続によって仏壇や墓を守ることになった人を、祭祀の主宰者といいます。仏壇・墓等を祭祀財産といいますが、この祭祀財産は祭祀の主宰者に帰属するので、遺産には含まれません。
 すなわち、遺産をどのように分けるかという問題と仏壇・墓等を誰が守るかという問題は、法律上はまったく別の問題なのです。
 そうすると、原則的には、仏壇・墓等を守ることになった相続人が、仏壇・墓等の価値分を取り分から減らされたり、法事等でかかる今後の費用を考慮して取り分が増えることはないということになります。
 ただし、相続人全員が同意すれば、法事等で今後の費用が発生することを考慮して、祭祀の主宰者の取り分を増やすことは可能です。
 遺産相続の場合には、遺産をどのように分けるかという話と、仏壇・墓等を誰が守るかという話を一緒にしてしまう場合が多いですが、法律上は別個の問題であることを前提に、仏壇・墓等を守る祭祀の主宰者に対して今後の費用をどのくらい考慮するのかを相続人全員で話し合っていただきたいと思います。
 遺産相続の問題で何かご不明な点がありましたら、悩まずに、まずはご相談に来ていただきたいと思います。


大沼 邦匡弁護士(倶知安ひまわり基金法律事務所)

日時: 2013年5月22日 11時00分
 

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