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法律相談その31:過払金返還請求はブラックリストに載りません

  すでに皆様はご存知かと思いますが、過払金とは、消費者金融や信販会社から利息制限法の定める利率(15%~20%)を超える利率で借入れをしていた場合に、返済金を利息制限法の定める利率に基づいて計算し直すと、返済は終了していたが、それにもかかわらず返済を続けたために、払いすぎたお金をいいます。(1)消費者金融や信販会社と10年近く継続して取引がある方、(2)消費者金融や信販会社から20%を超える利率で借入れをしてこの借金を完済したが、完済してから10年を経過していない方は、過払金が発生している可能性が高いです。
 平成19年9月以前は、過払金返還請求をすると、信用情報機関に事故(ブラック)登録されていました(ブラックリストに載ると新たなクレジットカードを作れず、ローンが組めなくなります)。平成19年9月以降は、信用情報機関に「完済・契約見直し」と登録する扱いとなりましたが、貸金業者が再度貸付けをするかどうかは、各社の判断に任されていました。
 しかし、平成22年1月、金融庁は、過払金返還請求を行った者を「契約見直し」と登録することを認めないとしました。これにより、平成22年4月19日以降は、過払金返還請求をしても「契約見直し」の登録はされませんので、過払金返還請求をしてもブラックリストに載りません。
 ブラックリストに載ることが心配で過払金の返還請求を控えていた方は、相談料は無料ですので、ぜひご相談に来ていただきたいと思います。

大沼 邦匡弁護士(倶知安ひまわり基金法律事務所)

日時: 2012年6月 1日 09時00分
 

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